TOC総合研究所(TOC総研)は、2016年4月1日、学術研究の成果としての「知」と実践的なコンサルタントの「知」の結合による地域の創生、活性化を目的として設立されました。
多様化する現代社会では、社会貢献を通じて、大学の教育研究活動によって蓄積された知識を地域に還元されることが強く期待されております。大学を「知識の獲得、伝達、応用という三機能が、制度の形をとって使命として反映されているもの」(A・パーキンス)としてとらえるのであれば、知識の応用である「社会貢献」は、まさに大学の使命のひとつに他ならないと言えるでしょう。事実、大学による社会貢献は、産学官の連携を後押しし、豊かな社会を形成する大きな活力となります。これを支援することが当総合研究所の果たすべき役割であると考えております。
一方、地域活性化や地域開発に関するコンサルティングや事業に豊富な実績をもつ外部のコンサルタント及び研究員と協働することによって、大学だけでは不十分な部分を補うことができ、より地域に根ざした実質的な取り組みが実現するものと考えております。
2016年3月、政府は新しい目標「明日の日本を支える観光ビジョン―訪れたくなる日本へ―」を発表し、観光先進国への「3つの視点」と「10の改革」が提示されました
「3つの視点」
視点1:「観光資源の魅力を極め、地方創生の礎に」
視点2:「観光産業を革新し、国際競争力を高め、我が国の基幹産業に」
視点3:「すべての旅行者が、ストレスなく快適に観光を満喫できる環境に」
当総合研究所では、玉川大学を中心に、全国の学術研究者、実務家研究者から構成された研究者による「観光を通じたまちづくり」への貢献を通して、この新しい目標の実現を支えて参りたいと考えております。そのため、従来からの研究はもちろんのこと、継続した研究を行う研究者集団として、地域の方々と連携したコンサルタント事業、支援事業、情報発信事業等を展開して参ります。
「継続は力なり」言われますが、大学における学術研究と実践のコンサルタントのシンクタンクとして、幅広い分野で、継続した調査・研究を行うと共に、情報発信を通じて、大学の社会貢献、地域まちづくりへの貢献を目指して参りたいと思います。
当総合研究所の活動へのご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
代表取締役
折戸晴雄
水色は地域の資源(海、川、水など)、緑は芽吹き、オレンジは果実を表現しました。そして個性ある地域が連携しながら、活性化していく様子を円で表現しました。個性ある地域が連携して、各々の資源を活用し、確実に地域活性化を実現する。私たちは、こうした地域の動きを支援して、地域活性化に貢献できる企業を目指しています。
小田急小田原線玉川学園前駅より徒歩1分
株式会社TOC総合研究所
〒194-0041 東京都町田市玉川学園2-18-35 2階
TEL 042-860-7535